院長だより
- 2024年4月6日
- 院長だより
みなさま花粉シーズンの到来しています。
2024年2月8~10日に東京・羽田で開催された角膜カンファランス2024のモーニングセミナーで「よりよい角膜診療とコンタクトレンズ 重症度に応じたCL処方の選択肢とそのケア」について講演させていただきました。
内容は強膜レンズがもたらす円錐角膜眼へのベネフィットについてです。
強膜レンズは日本では未承認のレンズです。
素材はハードコンタクトレンズと同じですが直径が大きく白目にレンズがのるので痛みがすくなく装用感がよいレンズで
特に欧米では重症度の高い円錐角膜に対して視力の改善、生活の質の改善に有用であると数多くの報告があり、全世界でコンタクトレンズ全体のシェア10%占めているレンズです。
今回の講演では強膜レンズの有用性について、講演させていただきました。
写真は左から座長の東京歯科大学市川病院山口先生、私、演者の筑波大学木内先生、座長の大阪大学高先生です。